道明寺6丁目にある老舗和菓子屋の御菓子司 梅屋さんへ行ってきました。この地で店舗をされてもう40年にもなると話す店主さんは、以前は大阪の生野区で、先代の父親がお店をされており、その2代目だという。家族の都合により道明寺でお菓子屋さんをすることになった店主は、現在の和菓子屋さんについて話されていました。
掲載情報は2022年7月の記事になります。最新の情報は店舗様にご確認ください。
インタビューの内容
どのくらいからお店を始められましたか?
僕が道明寺で商売を始めて40年くらいになります。もともと生野区で先代の父親が和菓子屋さんをしていましたが、兄が小さいときに体を悪くして、空気の良いところへ、ということで、道明寺に移り住みお店を始めました。生野区では、昭和30年以上前からやっていましたので、合計しておよそ創業70年になりますかね。ちなみに、市内に比べて緑の多いこちらに引っ越したおかげで、兄の状態は良くなりましたよ。
仕事を始められたきっかけは?
僕らの時代は就職難だったので、学校を出ても務めるところがありませんでした。その時に父親から「継ぐか?」という話があったので、家業であるお菓子屋さんをすることにしました。
お店のおすすめ商品はなんですか?
道明寺(桜餅)が一番のおすすめ商品になります。地元が由来のお菓子ですしね。もちろんお寺の道明寺さんの道明寺粉を使っていますよ。
道明寺粉というのは、もち米を蒸して干して、粉にしたものです。お餅にする際は、それをお湯で戻してから、お餅にしています。お寺さんの道明寺に行けば、今でも看板がありますよ。
あとは、常用なんかでも、最近は紅白よりも仏事用の白いお餅がよく売れていますね。
どういうお客様が利用されていますか?
やはり地元の人が多いですね。あと、古墳が世界遺産に登録になったタイミングは、別のところから来たお客さんが、店の前を通るときに1つ2つと購入がありました。しかし、コロナになってからは、その客足もなくなってしまいましたね。
お店を始められて苦労されたことはなんですか?
先代の時はそんなに苦労はなかったと思います。戦後、甘いものが少なったのでよかったのかと。今はあんまり良くないですね。バブルのころと比べると、さっぱりです。景気の良いときは、会社関係で買っもらえることもあったけど、今はほとんどないですしね。
やりがいを感じることは?
やっぱりおいしいって言ってもらえることが嬉しいですね(笑)
読者の皆様にメッセージをお願いします。
たくさん来てください!
ありがとうございました!
インタビューから感じたこと
お餅は1個から販売されているから、買いやすくていいね!でもついついたくさん買ってしまいそう(笑)
道明寺もそうだけど、柏餅も美味しいから、是非買って食べてほしいね
桜餅で知られている御餅は、道明寺っていう名前だったんだね。地元に住んでいるのに初めて知った!
道明寺天満宮に立ち寄ったら、是非立ち寄りたいお店だったね
道明寺(桜餅)とは?
全国的に広く作られる桜餅は道明寺餅(あるいは略して道明寺)と呼ばれ、単に「桜餅」といえばこの道明寺餅のことを指すことが多い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%9C%E9%A4%85
道明寺粉とは?
乾飯や煎り種の一種で、現在の大阪府藤井寺市に位置する道明寺で最初に作られ、保存食として使われたのが起源とされる。
糯米を水に浸し、吸水した後水を切り、古くは、釜の上にせいろを置いて、下から火をたいて蒸した。その蒸し上がった物を天日にさらして乾燥させて、干し飯(ほしいい・ほしい)として保存した
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E6%98%8E%E5%AF%BA%E7%B2%89
お店の価格表
メニュー表はなく、来店した際に確認してほしいということです。
クーポン情報など
クーポン情報はありません。
営業時間など店舗の詳細情報
店舗名:御菓子司 梅屋(おかしし うめや)
住所:道明寺6丁目16-14
電話番号:072-955-1259
業種:和菓子屋さん
駐車場/駐輪場:有り
営業日
火・水・木・金・土・日
定休日:月曜日
営業時間:9:00~19:00